Go To 読書

〜デイブ森田のビデオブログ第43回:社長なら、こんな本を読め。『英国文化の巨人 サミュエル・ジョンソン』をめぐって〜

男は自殺する代わりに旅に出る。

たしか、コピーライター出身の文学者、開高健の言葉だったと思います。このフレーズにたいして時々、取り出して吟味したくなるような絶望と希望を感じるのは、わたしだけでしょうか(遠い目)。

さて。未曾有の事態、閉塞した日常がダラダラと続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。新型コロナは収束する気配が見えません。

「コロナ鬱」という言葉も頻発するようになりました。

社長が暗い顔をしていると会社全体が暗くなってしまいます。たくさんの会社が暗くなると、社会全体が暗くなってしまいます。

Don’t 暗い。

そんなコピーもありましたね笑。

で、やはり心の窓を開いて、淀んだ空気に新しい風を入れるには「旅」がいちばんです。「Go To トラベル」の掛け声は聞こえますが、こないだまで「ステイホーム」とか言ってませんでしたっけ、というモヤモヤ感も払拭できません。物理的な旅がきびしいときは、もう1つの旅。心の旅。読書の出番です。

経営危機を打開して新規事業を見つけたい。折れそうな俺の心をなんとかしたい。そんなときも読書は頼もしい味方です。

というわけで今回は、ワランティ 通信流のブックレビュー。

デイブ森田のリコメンドは、『英国文化の巨人 サミュエル・ジョンソン』です。

サミュエル・ジョンソンは、こんな警句でも著名です。

「いまから一年もたてば、わたしの現在の悩みなど、およそくだらないものに見えるだろう」

そうあって欲しいですね。

そういや、東京オリンピック2032年説も最近、耳にしましたが笑。

ちなみにナビゲーター竹島靖の最近読んだ気になった本は、『年金だけでも暮らせます 決定版・老後資産の守り方』(萩原博子著)だそうです。シブイですね笑。

見えない明日が見えてくる。

そんなワランティ通信のコンセプトに沿った2冊といえるかもしれません。

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水に殺されない家

〜デイブ森田のビデオブログ第41回:一条工務店の「耐水害住宅」の話。家が流されないためには、基礎を工夫する方法もある〜

いやー、建設業界のあなたなら、もうごぞんじですよね。ええ、一条工務店の「耐水害住宅」のニュースですよ。スゴイですよね。あるギョーカイ的にいうと「ゴイスー」でしょうか(昭和なフレーズですいません笑)。

災害で水が攻めてきても水に流されない。そもそも水が侵入してこないように工夫してある。なんせ「世界初の水害に耐える家」です。災害の多発する昨今、マイホームづくりに一石を投入する話題といえるでしょう。

が、しかし。

水を差すすようですいません。

地盤業界のカリスマ、デイブ森田のコメントを1つ。

根源的な話なんですけどね。

地盤調査をやる。現場を歩いてチェックする。

それで「住宅を建てるには危ないな」「水がきそうだな」と思ったら、「そもそも、そこには建てないほうがいいんじゃないか」って話です。

が、しかーし。

どーしてもそこに建てなきゃいけないって場合は、「耐水害住宅」やっぱりスゴイよね、というのはもちろんです。

工務店もお施主さんも、検索「耐水害住宅」でチェックです。

ここでデイブ森田の2つ目のコメント。

家が流されないためには、「基礎と杭をつなぐ方法」があるということです。

基礎と杭の関係については、判断がわかれます。

1:基礎と杭はつないだほうがいい説。

2:基礎と杭はつながないほうがいい説。

ちなみにデイブ森田は、後者です。

どちらの説にもメリットデメリットあるので、設計施工サイドでも勘案して決定したほうがいいです。

ゲリラ豪雨という言葉がシンボリックです。もはやどこに大量の雨が降るかわからない時代になりました。

わたしも過去、地下鉄丸の内線の赤坂見附駅で、赤い地下鉄が水没したのを目撃したことがあります。いわゆる都心の一等地でも油断はできない。ましてやサンズイに縁のある地名は、もちろん要注意です。

ただし、「江戸」の「江」もサンズイついてます。大阪の「梅田」は「埋めた」が語源でもあります。

何らかのカタチで水の心配がまったくない土地なんて、この日本列島にはないんじゃないでしょうか。おっと、そもそも日本は、「列島」つまり「島」ですから、水に囲まれたロケーションですよね。

水に関する情報を見ずに、家を建てるな。

ってとこでしょうか。

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